お知らせ
ほしの どう?|立春 

■ほしの どう?

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「ほしの どう?」は星野株式会社が発行する季節のお便りです。商品のことや、日々の小さなエピソードをお届けします。
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2026年2月4日 | 立春

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どんなときも EMBALLER

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この冬はなかなか雪が降らなかった新潟も、小寒の頃になってようやく思い出したようにどかっと降り出しました。降ったら降ったで、一晩で30cmから40cm積もることも。そんな日は会社のみんなが出勤してくる前に、駐車場の除雪をしておきます。100台分くらいとなかなかの広さですが、数年前にホイールローダー(除雪車)を導入してから作業も幾らか楽になりました。

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ところが、この日は久しぶりだったので油断をしたのか、雪に埋もれていた側溝に脱輪してしまったのです。タイヤは前にも後ろにも動かすことができず、びくともしません。誰かが出勤してくるまでにはまだ1時間ほど。ホイールローダーは暖房が効いているので、凍えることはありませんが、さてどうしたものか。しかし考えれば考えるほど、頭に浮かぶのはラッピングペーパーのことばかり。

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この春は新しいシリーズを幾つか立ち上げます。そのうちの一つには「EMBALLER アンバレ」という名前をつけました。撥水加工を施した「PARIS」シリーズと同じ紙に白やグレー、黒といったモノトーンでオーセンティックな色をのせ、幅を80cmに。きっかけは「PARISにもう少し幅があったら」という、お客さまの声でした。

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お客さまの声に耳を傾け、お困りごとを解決すること。それが創業時から変わらない、星野株式会社のもの作りスピリット。お困りごとの数だけ商品が生まれてきた一方で、役目を終えてなくなっていった商品もあります。だからずっと残り続けている商品というのは、きっと仕事のいちばん大切なところを支えていると言えるのかもしれません。

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そんなことを考えていると夜が明けてきて、冬の朝の弱い光が雪を銀色に染めていきました。銀色の朝を歩いている、とケニー・ランキンが歌った「シルバー・モーニング」も、例えばこんな朝だったのでしょうか。やあ、車が1台やってきました。また1日が静かに始まります。