お知らせ
ほしの どう?|啓蟄

■ほしの どう?

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「ほしの どう?」は星野株式会社が発行する季節のお便りです。商品のことや、日々の小さなエピソードをお届けします。

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2026年3月5日 | 啓蟄

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フロム雪国 FROSTY

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立春を過ぎる頃、会社は本格的な春の展示会シーズンを迎えます。とはいえ新潟はまだ冬まっさかり。1年でいちばん雪の多い時期ですから、家々の軒先や道路の脇には、屋根から下ろされた雪が山のようになっています。雪を眺めながら春の準備をするというのもこの土地ならでは。

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卒業や入学、あるいは就職や退職。たくさんの出会いと別れが交差する季節、春。1月の下旬から4月にかけて、各地の問屋さんでは毎週のように展示会が行われます。星野株式会社でもCEOをはじめ営業たちが北へ南へと、商品を携えてフロム・ニイガタ・トゥ・エブリウェア。

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展示会に出展するとき、ふだんは営業担当者が1人か2人で設営を行います。何度も繰り返してきたので、それはもう手慣れたもの。ところが、2月の仙台では3人がかりで9時間もかかってしまいました。例年よりも広いスペースを割り当てていただけたことや、什器を新調したことが重なり、試行錯誤に手間取ってしまったのです。ライトの位置ひとつ決めるにも頭を抱えましたが、どのお客さまにも笑顔があふれていたのが何よりのごほうびでした。

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展示会に出て嬉しいことは、お客さまに会えること、そして新しい商品をお披露目できること。「FROSTY フロスティ」はこの春の新商品のひとつです。透明感のある「シュガー」にカラーバリエーションが欲しいという声を形にしました。うすく霞んだニュアンスが雪国のひかりにも似て、色合いによって花をシックにもエレガントにも包み込んでくれます。

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12色並んだフロスティを眺めてふと思い出すのは『ロシュフォールの恋人たち』の、キャラバン隊が到着する場面。ルグランのジャズ・ワルツにのって、物語の幕開けをことほぐように群舞する、色とりどりの衣装をまとったダンサーたち。

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フロスティに包まれた花束を持って歩けば、見慣れた風景もやわらかく色づいて足取りも弾みます。そう、春の足音みたいに。

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Title: Keiji Hoshino @keiji_hoshino_
Florist: chi-ko. @forager_nishihara_tokyo
Photograph: Saori Tao @tao_saori
Design: Mami Ueda @mamaiueda
text: Masafumi Oguri @oguri_masafumi
Direction: Takenomaru @takenomaru_tss